こちらは院長室、院長先生の憩いの場所です。
忙しい診察の合間でちょっと一息


病院全景

“2001年はボランティア国際年”

 「20001年はボランティア国際年」これは国連が定めたもので、提案したのは日本です。福祉の面では世界に遅れをとる我が国が、阪神大震災地震の教訓を生かし、提案国となって、国連に認められただけではなく、どの国より早く、1999年10月12日にボランティア推進委員会を発足させました。
 国内に目を向けても、ここ数年「病む」という言葉と「癒し」という言葉が大流行しました。この根底にあるものは、何かと考えたとき、それは優しさが失せた人間不信と、行き場のない魂の彷徨を感じないではいられないのです。
 私が、CAPP活動を始めたころは、病院経営がどうにか安定してきた時期で、何か他に社会に還元できることはないかと模索しているときでした。当時は、CAPP活動に携わる獣医師が東北では一人もなく、AATとAAAの区別さえ判らず始めたのです。 しかし、回を重ねる毎に、活動の重要性が明らかになりました。これは大変なことなのだと思い知らされました。「病む」も「癒し」も通り抜けて、『蘇生』まで行き着いてしまう、私はいつの間にかボランティアをしているつもりで、実はボランティアを受けている。教えられている事実に直面したのです。  
 動物看護の技術は誰でも修得できます。学習すれば知識も得られます。そしてそれは、私でなくても指導できます。しかし、CAPP活動はじめ今度いろいろと世の中から求められるボランティア活動など内面的なものの指導は、やはり経験あるものが指導する必要があると思っています。また、動物とともにボランティアを行うには動物のことをよく知り、動物も人も苦痛が無いようにしなければなりません。そして、この活動に活用する技術は、動物病院での看護や動物関連産業での動物との接し方などに大いに役立つものであり、そして基本であると考えております。そこに今まで培ってきたノウハウが生かされるものと思います。  技術は誰でも取得できます。学習すれば知識も得られます。そしてそれは、私でなくても指導できます。私は、若いこれからの将来を担う生徒・社会人に、動物看護学だけではない、新しい社会を創る、作り手としての人間形成にも手を貸して行きたいと、切に願っています。

院長 菅原 康雄


菅原院長先生(院長室にて)


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